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代表挨拶

代表取締役・社長 馬袋 秀男(ばたい ひでお)

私は40年あまりを医療と介護の領域の活動に関わってきました。後半の20年余りは国の医療・介護保険制度に関わる団体を創ったりして、日本の医療・介護業界に関わる人々の仕事を通して、住み慣れた地域社会で、共に支え合い、質の高い豊かな未来をつくる仕組みづくり、街づくりに力を注いで参りました。日本が超高齢社会となって行くにしたがって、私たちが生活を営み共に暮らす「地域社会」は、私たちの身体(からだ)と同じように大事なもう一つの命を支える生活環境(からだ)、共に支え合う社会となって来たことを痛感しています。

この経験から得た思いを基に、私の具体的な活動は、医療・介護事業を営む経営者の方々をはじめ、医療・介護活動に実際に携わる人々を支援するコンサルティングを行っています。これまでに、いろんな経営者の方々や第一線現場で活動のマネジメントに関わる方々ともお話しをする機会があり、私は多くのことを学ばせていただきました。

私たちの生活を営む社会は既に超高齢社会となっています。この社会は誰もこれまでに経験したことのない「人生100年」が可能となった長寿時代の社会です。そんな時代にあって、しっかりとした希望を未来に置いて生きて行けるかどうか、足もとをよく見なければなりません。この社会で生きる私たちは生涯にわたって「成長」への可能性を追求したいものです。

経営に携わる方々の悩みでは、収益が安定しない、スタッフが辞めて行き、人が確保できないなど重要な課題があります。環境の中に成長する機会を提供できるようになることです。お分りの通り、医療・介護等「サービス」では生きがい、やりがい、働きがいを実感する現場のスタッフがいなければ始まりません。

言うことは容易です。経営またはマネジメントでは「結果」または「成果」を出すことで、非常に厳しい現実と直面しなければなりません。そのために、一人ではこの厳しい現実に立ち向かえないことがこの世の中にはたくさんあります。そこで、私たちは相互に経験の分かち合いをしながら、この難局を超えて行くのだと思います。

「住み慣れた地域で共に 心地よく 生きる」とは、今、関わっている事業活動を通して、この難しい状況を克服して行く生き方につながります。その働きが、住み慣れた地域社会によりよく貢献でき、人々の充実と成長につながり、生涯にわたって生きがい、働き甲斐を追求できる地域社会へと実を結ぶことになると確信します。私はそのような経営やマネジメントへのお役立ちができれば、こんな大きな喜びはありません。皆様との新しい出会いを願っております。

馬袋秀男(ばたいひでお)プロフィール

馬袋 秀男 株式会社グッド・シェパード代表取締役、一般財団法人家庭医療学研究所専務理事、兵庫県立大学大学院社会科学研究科客員教授、一般社団法人「民間事業者の質を高める」全国介護事業者協議会(略称:民介協)顧問。
1979年4月㈱ダスキン入社、92年ホームヘルスケア事業部長を担当。 96年4月医療法人財団河北総合病院入職、04年同財団理事、在宅ケアセンター副センター長、医療介護地域連携、メディカル・リスク・マネジメント、介護老人保健施設シーダ・ウォーク施設長など担当。 96年6月㈱クロス・ロードを設立し代表取締役、医療連携の24時間型在宅介護サービス事業、東京都認証保育所、ISO品質・環境マネジメント構築支援、医療・介護経営改善支援などの事業を展開。 08年大手介護事業者の再編で多くの事業所承継した㈱ジャパンケアサービス(現SOMPOケア㈱へ統合)へ経営参画し同社代表取締役社長(CEO)として経営・組織・事業の再建をする。2016年4月㈱グッド・シェパード代表取締役就任(現任)。

委員等の活動

【厚生労働省】
・社会保障審議会 介護給付費分科会 委員および介護保険部会 委員
・医療介護総合確保促進会議 構成員、医療等分野における番号制度の活用等に関する研究会 構成員など歴任。

【内閣府】
・社会保障制度改革推進会議 専門委員、今後の経済財政動向等についての集中点検会合委員など歴任。

【東京都】
・東京都社会福祉審議会 委員、福祉先進都市・東京の実現に向けた地域包括ケアシステムの在り方検討会議 委員、埼玉県高齢者支援計画推進会議 委員など歴任。

著書等

「災害復興からの介護システム・イノベーション」(ミネルヴァ書房)共著、「新版 品質保証ガイドブック」(日本品質管理学会)共著、「在宅ケア立ち上げマニュアル」(日経BP社)共著、「お客さま満足をめざすホームヘルプサービス」(中央法規出版)監修など

代表取締役 冨田 信也(とみた しんや)

冨田 信也 1972年3月早稲田大学第一文学部を卒業後、同年8月株式会社ダスキン創業者鈴木清一社長に入社希望の手紙を書き認められ中途入社。同年12月より新規事業開発を担当して米国駐在員を経験。
1982年1月より病院などヘルスケア施設の総合的なファシリティ・マネジメント・サービス事業を導入するため米国イリノイ州のサービスマスター社ヘルスケア事業部門にて研修、同事業ビジネスモデルの日本導入プロジェクトに参画し株式会社ダスキンヘルスケアを設立し1993年3月まで同社の経営にたずさわる。
1993年4月より医療法人財団河北総合病院に入職し2003年3月まで病院経営の仕組みを医療システム最前線で経験。ハード面で同病院施設と設備の近代化整備事業への取り組み、ソフト面で患者安全を中心にした医療の質向上のマネジメント・システム、環境マネジメント・システムなどの構築と運営に参画。並行して1996年6月同病院有志と共に株式会社クロス・ロードを設立し2008年3月まで経営に参画。
2008年3月株式会社グッド・シェパードを設立し代表取締役として現在に至る。
神戸市出身。さいたま市在住。

主な著書:共に生きるサービス社会(1993年 小林出版) 

取締役 冨田房子(とみた ふさこ)

聖和大学(現、関西学院大学)教育学部幼児教育学科卒、保育所など幼児教育施設で勤務後、くもん英語教室指導者として教室運営を経験。
介護保険制度の通所介護・介護予防通所介護事業のスタートアップ支援。
消費者・生活者としての視点から、子どもや高齢者などの弱い立場の人間や動物にとって「やさしい環境」を作って行くことが大切と考える。
一男一女あり。2000年の介護保険保険制度への移行期には、両親の介護・看取りを経験。現在、グッド・シェパードの取締役として管理などバックヤードを担当する。

顧問弁護士 宮澤 潤(みやざわ じゅん)

グッド・シェパードは発足以来、医療・介護分野の法的問題や課題では適切な助言を顧問弁護士から受けてきている。
宮澤潤弁護士は特に日本の医療事故、医療過誤や介護にかかわる諸問題の解決やその調整の専門家として、グッド・シェパードのチームの大切なパートナー。
宮澤潤法律事務所は東京都中央区銀座1-13-13